このような症状にお悩みでしたら
下肢静脈瘤かもしれません
下肢静脈瘤とは、足の血管内で血液が逆流してコブ（瘤）を生じる病気です。
足の静脈内には逆流を防止する弁がありますが、下肢静脈瘤になるとこの弁が壊れ、血液が逆流して血管内に詰まってしまいます。
初期症状としては、足がだるい・重い・むくむという症状があり、徐々に足にコブのようなものが出来たり、細い血管が透け、色素沈着や潰瘍ができるなど、皮膚トラブルを生じるようになります。
「もしかしたら…」と気になる症状がありましたら、お早めに専門医に相談しましょう。
下肢静脈瘤に対するレーザー治療は、静脈に極細の光ファイバーを入れ、血管内でレーザーを照射し、熱により静脈を塞ぐ根治療法です。局所麻酔で行うことができ、痛みや出血のリスクを大幅に低減し、皮膚切開を伴わないため傷痕が目立たないという点が優れた治療法です。
当院では、厚生労働省に認可された最新鋭のレーザー治療機器「エンドサームレーザー1470nm」を使用し、保険適用で対応可能です。
当院では、厚生労働省より認可を受けたエンドサームレーザーを導入しております。レーザー治療では、静脈内で正常に働かなくなった弁に細い光ファイバーを挿入し、レーザーによる熱により血管を収縮・閉塞させて血流を遮断、逆流を防ぎます。
日本に先駆け導入された欧米においては、血管内レーザー焼灼治療が従来に手術と比較して侵襲性の低さ、重篤な合併症の発症の低さ、再発率の少なさの観点から注目され、下肢静脈瘤の主流となっています。
当院では、感染症のリスクを最小限にするため、治療で使用するガイドワイヤー、レーザーファイバー等、患者様の体内に入るすべての器具を使い捨て製品で揃え、1回のみの使用としています。
硬化剤を静脈瘤内に注入し、静脈瘤を小さくする治療法です。初期の静脈瘤や細い静脈瘤に適した治療法です。手術やレーザー治療の補助的な治療としても用いられます。外来で受けることができ、麻酔なしで所要時間も15分程度のため、患者様への負担の少ない治療となります。ただし、再発や色素沈着のリスクもあるため、医師の説明を十分に理解した上で治療を決めていくことが重要です。
下肢静脈瘤の治療において、最も歴史のある治療法です。皮膚を切開してストリッパーワイヤーという特殊な器具を用いて、弁不全を起こしている静脈を抜去する手術となります。従来は、入院が必要でしたが、近年では麻酔をはじめ医療技術の発展もあり、日帰りで受けられる治療となりました。ただし、血管（静脈）を抜いてしまうことにより知覚神経を傷つけてしまうことがあります。
医療用弾性ストッキングを着用し、静脈内に血液が溜まることを防ぎ、血液を本来の流れに戻す治療法となります。ただし、症状の悪化を防止し、症状を軽くするための保存的療法なので、根本的な治療とは異なります。また、ストッキングは数カ月で圧力が弱まるため、定期的なストッキングの購入が必要になります。適切なストッキングを着用することで効果が見込める治療となります。
| 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | ||
|---|---|---|---|---|
| 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 症例数 | 336 | 636 | 701 |
| 片側 | 170 | 327 | 374 | |
| 両側 | 166 | 309 | 327 | |
| 肢 | 507 | 945 | 1028 | |
| 下肢静脈瘤硬化療法 | 症例数 | 88 | ||
| 透析シャント関連手術 | 症例数 | 208 | 423 | 624 |
| 造設術(自家静脈) | 21 | 45 | 49 | |
| 造設術(人工血管) | 10 | 9 | 6 | |
| シャント閉鎖術 | 0 | 2 | 1 | |
| シャント瘤切除術 | 2 | 0 | 0 | |
| その他 | 0 | 2 | 3 | |
| 経皮的シャント血管内拡張術・血栓除去術 | 170 | 357 | 535 | |
| 透析カテーテル留置術 | 4 | 3 | 20 | |
| 透析カテーテル抜去術 | 1 | 5 | 10 | |
| 粉瘤 | 79 | 121 | 50 | |
| 合計 | 623 | 1180 | 1463 |
※横スクロールで全体を表示します。
| 診察内容 | 3割負担の場合 | 1割負担の場合 |
|---|---|---|
| 初診時(初診料＋超音波検査) | 約2,500円 | 約900円 |
| 硬化療法 | 約5,000円 | 約2,000円 |
| ストリッピング手術(片足) | 約30,000円 | 約10,000円 |
| 血管内焼灼術（片足） | 約30,000円 | 約10,000円 |
※標準的な治療の目安となる自己負担額であり、薬代や弾性ストッキングの料金は含まれていません。
詳細については、お問い合わせください。
まずは診察の予約をしてください。
当院では、直接来院していただいても大丈夫ですが、予約優先制になっていますので、ご予約をしてから受診されることをお勧めいたします。
診察では、視診や触診を行います。
また、超音波検査にて、血管の太さや血液の逆流、血栓の有無を調べます。
血管の状態を丁寧にご説明し、治療方針を決めていきます。
手術の適応となった方は、手術内容のご説明と手術日のスケジュール調整を行います。また、事前に血液検査や心電図などの検査を受けていただきます。
手術予約していただいた日時にご来院していただきます。手術時間としては、片足30分程度が目安となります。手術後は、しばらくリカバリールームでお休みしていただき、その後、治療結果と生活の注意点、今後の通院についてご説明からの帰宅となります。
当日は歩いてご帰宅していただけますが、お車の運転はできません。公共交通機関等をご利用ください。
経過観察のため、定期的なご来院をしていただきます。
基本的には、手術翌日と術後1週間、1か月後、にご来院いただいております。
当院は、相模原・町田地域初の血管専門クリニックとなっております。
相模原・町田で血管にお悩みを抱えている方は、お気軽にご相談ください。
当院は、血管外科学会認定外科専門医が治療を行っております。
また、下肢静脈瘤に関しては、血管内焼灼術の指導医として年間500件以上の手術を行っております。
下肢静脈瘤に対する日帰りレーザー治療を行っております。
静脈麻酔の使用により、ウトウトと眠っている間に手術を終えることができ、患者様は術中に痛みを感じることなく、手術を受けていただくことができます。
当院は、相模原駅徒歩2分に立地しております。天候の悪い日や足腰の悪い方などでもご来院いただきやすい環境となっております。また、平日お忙しい方に向けて、土曜日の診療・手術に対応しております。
ご都合の良い曜日にご来院いただければと思います。
当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は、相模原市・町田市地域で初めての血管専門のクリニックとして開院いたします。特に私の専門分野である血管外科では、足の血管の病気「下肢静脈瘤」や透析治療に必要な「バスキュラーアクセス」の日帰り手術を行っております。
近年、下肢静脈瘤の手術を行っているクリニックが増えてきておりますが、不要な手術を勧められたという患者様も少なくありません。当院では血管外科専門医の立場から、的確な診断と治療を心がけております。セカンドオピニオンも行っておりますので、ご不安な方はぜひご活用ください。
また、地域のかかりつけ医として一般的な内科診療も対応しておりますので、お身体のことで心配な事がありましたら、お気軽にご相談ください。
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00～11:00 | － | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | － |
| 14:30~18:00 | － | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | － |
※受付は診療時間終了30分前までとなります
休診日：月曜、日曜、祝日
△…土曜午後は17:00まで
